熊谷組の改善のために今こそ責任追及を

櫻野社長率いる経営体制で、
熊谷組の利害関係者は以下の問題に悩まされてきました。

·        業績の低迷

·        ガバナンスおよび経営監督上の失敗

·        非効率な資本配分


オアシスは2016年から熊谷組の株式を保有する、長期の株主です。

櫻野氏のリーダーシップのもと、熊谷組は本来のポテンシャルを発揮できていません。

 

株主の皆様には、経営陣の責任を追及し、コーポレート・ガバナンスを向上させ、より良い熊谷組を築くために、今すぐ行動していただく必要があります。

熊谷組に関するオアシスの投資家向けプレゼンテーションは、こちらをクリックしてください。

 オアシスは、6月29日開催の第86期定時株主総会において、以下の議決権行使を推奨します:

  1. 櫻野泰則社長の再任議案に反対

  2. 佐藤建取締役の再任議案に反対

  3. 20%の自己株式取得に賛成

  4. 一株当たり188円の配当実施に賛成

  5. 住友林業との資本提携および投資計画を見直すための戦略検討委員会の設置に賛成

 

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熊谷組の経営陣は、住友林業への大規模な第三者割当によって調達した資金等で投資を行い、また、住友林業との資本提携自体がシナジーを創出し、2023年3月には営業利益が2017年3月期から倍増するというプランの元、既存株主を大幅に希薄化させました。オアシスは、熊谷組の他の長期株主と同じく、熊谷組のそのプラン が果たされるのを、辛抱強く待ち続けていました。しかし、結果は、

 

·        利益率および利益が縮小を続け、競合他社に劣る業績

·        度重なる計画目標の未達

·        住友林業との資本提携によって生み出された利益はなかった

·        工事検査の不正の発生

 

建設以外の事業を拡大させることばかりに執着し、住友林業との資本業務提携を強行した結果、熊谷組の経営陣は本業がおざなりになり、すべての利害関係者に損失を与えています。

熊谷組の株式は、東証が最低限達成すべきと考えるPBR 1倍を大きく下回るPBR 0.77倍で取引されており、これは同氏の経営の失敗を表しているにほかなりません。

熊谷組のコーポレートガバナンスを改善し、すべてのステークホルダーに利益をもたらすため、今こそ経営陣の責任追及が必要とされています。